小学生の頃、むし歯が原因で頻繁に歯科医院に通っていました。当時、ダンスの体操中に水分補給としてよくスポーツドリンクを飲んでおり、これがむし歯の一因だとは知りませんでした。周囲の大人たちも、そのリスクを教えてはくれず、私はたくさんのむし歯を作ってしまいました。
見た目へのコンプレックスや、治療に何度も通うことへの抵抗感から、歯科に興味を持つようになりました。
「痛い思いをしないために」「むし歯で苦しまないために」──子どもの頃に知りたかったことを、今度は私が歯科衛生士の立場から伝えていきたい。そう思ったのが、この道を目指したきっかけです。

就職活動では、小児歯科に強い医院を希望していました。新卒で入職した職場は、学校の先生からの紹介で、人間関係の良さに惹かれて決めました。しかし、教育体制が十分ではなく、ステップアップを考え退職を決意しました。
新たな職場を探す中で、ハローこどもファミリー歯科を知りました。診療時間が早めに終わること、勤務体制の整備、そして通勤のしやすさが魅力的で、ここで働いてみたいと感じました。

入職の決め手は、就業時間です。求人に記載されていた通り、17時40分に退勤できています。過去に求人情報と実際の勤務条件にギャップを感じた経験があったため、正確な情報に安心できました。
さらに嬉しかったのが、教育制度です。独り立ちまでは3ヵ月間、教育担当の先輩がペアでサポートしてくれました。診療の合間ではなく、診療時間の中で教育の時間を確保してくれるため、集中して学べます。
質問しやすい環境で、困ったことがあれば小さなメモでも声をかけてくれる。疑問をそのままにしない風土があり、とても働きやすいと感じています。
また、子育て支援経験のあるスタッフが多く、温かい雰囲気の中で支えてもらえるのも大きな安心材料です。

患者さんにアドバイスしたとき、「ありがとう！」と言ってもらえる瞬間にやりがいを感じます。
また、小児歯科ならではのエピソードですが、最初は怖がっていた子どもが、何度か通ううちに自信をつけていく様子を見守れるのも、この仕事の醍醐味です。